マンホールの蓋はどうして丸いのか?
|生活のギモンおしえ隊

2012-05-21更新

道路の真ん中に何も穴を作らなくてもと思うが、
下に上下水道が走っていることを考えれば、
メンテナンスのためにはやむをえない。
それにしても、なぜマンホールの蓋は円形が多いのだろう?
これは、純粋に数学的考察をすれば、簡単に解けるナゾ。
まずマンホールの蓋は地下へのドアでもある。
このドアの開け閉めに不便だからといって、
とってをつけて固定するわけにもいかないし、
だいいちそんなことをすれば道路が突起だらけになってしま津っ。
そこで、もしこの蓋が四角だったらどうなるか。
道路上を車がパンパン行き交うところでは、
マンホール上を通過したとき、
なにかのはずみで間定されていない蓋がずれるかもしれない。
そのとき、川角なら一辺の長さより対角線のほうが長いので、
浮き上がった蓋が穴に落ちてしまう可能性が出てくる。
これが円形なら直径はどこでも等しく、けっして落ちることはないわけだ。
おまけに而積が同じなら、周囲の長さの最も短いのが円である。
実際にマンホールの穴を開ける工事の面からも効率がいい。
それでも、四角いマンホールがないわけではない。
ただし、それが存在するのは車の通らない歩道の隅や、
車道と歩道の境目といった場所。おまけに穴は深くない。
たとえば、水道の元栓があるだけというようなもので、
もし蓋が落ちてもすぐ拾える状態のはずだ。
そうでなければ、蓋のどこか一辺が蝶つがいで止められていて、
外れない形式になっているはずだ。